カブトムシの羽化は本来、土の中で起こるため見る事ができません。

しかし、「人口蛹室(じんこうようしつ)」を作る事で、羽化の様子を安全に観察する事ができます!
人口蛹室は、特別な道具がなくても家にあるものや100円ショップの材料で簡単に作る事ができます。
今回は、身近な材料でできる人口蛹室の作り方を紹介します!


今回紹介するのは、この写真の人口蛹室です。
人口蛹室とは?
人口蛹室とは、蛹が安全に羽化できる様に人の手で作る「お部屋」の事です。
本来、カブトムシは土の中に蛹室を作って羽化します。しかし、
- 蛹室が壊れた
- 羽化の様子を確認したい
このような場合は人口蛹室が活躍します。
方法1:厚紙で作る人口蛹室(定番)
加工しやすく、コスパ最強です!
用意するもの
- 厚紙10cm×15cmほど
- セロテープ
- ハサミ
- 霧吹き
- ティッシュ
作り方
①厚紙を短辺(10cm側)を横にして、トイレットペーパーの芯の様な筒状に丸める

完成時の直径は4cmが目安です。
②テープで固定する
筒がほどけない様に、セロテープで固定します。

③畳んだティッシュをセロテープで底に設置

④霧吹きで全体を軽く湿らせる
湿らせすぎるとカビの原因になるので、しっとりする程度で充分です。
方法2:トイレットペーパーの芯(簡単&手軽)
すぐ作れます。
用意するもの
- トイレットペーパーの芯
- セロテープ
- 霧吹き
- ティッシュ
作り方
①畳んだティッシュをセロテープで底に設置
②霧吹きで全体を軽く湿らせる

とにかく簡単!
方法3:園芸給水スポンジ
加工がめんどくさいので、あまりお勧めはしません。
用意するもの
- 園芸給水スポンジ(ダイソーにあります)
作り方
①園芸給水スポンジをくり抜いて直径4cm、深さ10cm程度の穴を作る
②園芸給水スポンジを水で湿らせる

方法4:透明ビニールマット(古いテーブルクロス・柔らかめの透明な下敷き)
透明なため横からも観察しやすいのでおすすめです。
用意するもの
- 古くなった透明テーブルクロス10cm×15cmほど(ダイソーの透明な柔らかい下敷きでも)
- セロテープ
- 霧吹き
- ティッシュ
作り方
①透明テーブルクロスを短辺(10cm側)を横にして、トイレットペーパーの芯の様な筒状に丸める
②テープで固定する

筒がほどけない様に、セロテープで固定します。
③畳んだティッシュをセロテープで底に設置
④霧吹きでティッシュを軽く湿らせる

方法5:ダイソーのガラスキャニスター
透明なため横からも観察しやすいのでおすすめです。
用意するもの
- ガラスキャニスター(120ml以上)
- 霧吹き
- ティッシュ
作り方
①ガラスキャニスター(120ml以上)の底にティッシュを入れ込む
②霧吹きでティッシュを軽く湿らせる

人口蛹室へ移した後は
人口蛹室へ移した後は、「できるだけ触らず、静かに見守ること」が成功のポイントです。
- 温度は20~25℃
- 適度な湿度を保つ
- ケースを揺らさない
- 羽化中は絶対に触らない
- 羽化後も体が固まるのを待つ(1~2週間)
人口蛹室が倒れたりしない様に、ケースに入れることがおすすめです。
キッチンペーパーやティッシュを入れて、乾いてきたら適度に加湿しましょう。

うちでは取っ手付きのケースに入れてます。

特別な材料は必要なく、家庭にあるもので作れるので、羽化観察や蛹室が壊れてしまった時の応急処置としておすすめです。


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